陶芸家と犬のはなし

 

我が田口家では、陶器の買い付けにはできるだけ家族全員でいくのですが、朝5時半頃出ていくので子供たち(長女:紗帆8才-長男:蒔人6才)には結構つらいのですが、喜んでついてきます。

「今日はポルチのところ?それともナナのところ?」って聞かれます。

そうポルチもナナも犬の名前です。うちの子供は犬が大好き。

そして、大概、作家さんのところには、犬がいるのです。

伊藤麻沙人さんのところは、ポルチ-よく吠えるのですが、陶器は絶対割らないそうです。エライ! 寺本 守さんのところはナナとポケ-ナナは大きくて力持ちですが、ポケはもうよぼよぼ。でも仲いいのです。 川口聡一さんのところは、パオ-めちゃくちゃ落ち着きがなくて、はしゃぎやです。

ポルチとちがってパオは陶器をこわしてしまうので、いつもは工房にいませんが、子供の犬好きを知ってわざわざ自宅からパオをつれてきてくれた川口さんはとてもいいひと。

石川若彦さんのところは、ゴンタとアバラ どっちかが近所の犬で、どうもできてるらしい。舘野文香さんも、大貫博之さんも、後藤義国さんも犬を飼っています。

なぜか、みなさん犬を飼ってます。もしかしたら自宅にはネコもいるのかもしれませんが、どうも想像がつきません。多分ネコはいないでしょう。

西郷さんよろしく、犬と陶芸家はセットのようです。しかも、皆気侭な雑種ばかり.あんまりきちんとした犬はいません。

どちらかとゆうと「いいかげん」な感じ。

そんな「いい加減」さが、どうも陶芸家の本質のような…

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