-和食器コーディネイト6-

『個性的なうつわや、焼き締めは、持ち味を生かす』

個性的なうつわは、その個性をひきたたせるように、中心的に使うのがいいように思います。焼き締めの陶も、漠然と使うと持ち味を殺してしまう場合があります。色や質感や形の個性的なうつわは、色の薄い、まわるいうつわと合わせるのが無難だと思います。
うつわが好きな人は、個性の強いうつわばかりを集めてしまいがちですが、個性を抑えたぼんやりしたうつわも、揃えておくととても便利です。
奥から時計回りに、
田村浜男の南蛮たわみ鉢、光藤佐の安南めし碗10133、光藤佐の安南マグカップ、
鷹尾葉子のプラチナ楕円皿、光藤佐の安南碗

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