日々のでんチャン topにもどる
*************************************************2004年6月30日********************************************

判決を待つ身

先日、いわゆる交通裁判所に出頭命令があり、
いそいそと行って来た。
 最初に検察官から事情聴取があり、事実を認めると、
略式裁判でいいかと聞かれた。
あいまいな返事をすると、では裁判所に入ってくださいって言われた。

で、裁判所に入ると がらんとした、だだっぴろい部屋に案内される。
ここで判決を待つものらしい。

裁判官なるものの顔は見れないである。
とりあえず名前を呼ばれるのを待つだけなのだ。
みな一様に、肩を落としていたが、私はあんまり退屈なので、
長いすに横になってやった。
判決を寝ながら待つのは、悪くない気分ではあったが、
判決の罰金金額は、血も涙もないものだった。

かれこれ運転暦20年-いくら払ってきたのだろうか
いつか隠居して時間が腐るほどできたら、
きっとちゃんとした裁判までもちこんでやろう!!
と決意した日であった。

*************************************************2004年6月26日********************************************

ステンレスのうつわ

目黒の碑文谷に、母庵(ままあん)って、
知る人ぞ知る和風ダイニングがある。
オープンのときから、金属加工品で、お店のレイアウトをお手伝いさせてもらっている。
1年ほど、前にこのお店のゴルフコンペの優勝カップを銅板で作ったのだが、
このカップは、持ち回りということで、自分のものにできるミニカップを依頼されたので、
今度はステンレスで、作ってみました。
基本的にはお気に入りです。
この要領で、いつかステンレスのうつわ展みたいのをやってみたいと思います。






一番上が、母庵のロゴ。


真ん中が、
優勝者持ち回りの優勝カップ


一番下が、
今回ステンレスで、つくったミニカップ。


いかがでしょうか。
画像をクリックすると、
大きな画面が出ます。

*************************************************2004年6月18日********************************************

花台 兼 魔除け あるいは、魔除け 兼 花台

2年前くらいに珪藻土で魔除けみたいなつもりで作ったのだが、
いつか頭の上に、苔とか野草を載せて、花台みたいに使ってやろう
と思っていたのだが、なかなかフンギリできないでいた。
が、昨日ホームセンターに行ったときに、この魔除け君に合いそうなやつを
見つけたので、頭の上に置いてみた。
けっこう気に入った。
今度は手元のところに何か生けようと思う。


これが我が家の玄関。
右の隅に異様な物体が見えるでしょ。
それが我が家の魔除け君です。
画像をクリックすると、
魔除け君が、アップで見れます。

*************************************************2004年6月16日********************************************

南瓜と茄子はカレーとあう

今夜はカレー。
茄子がカレーとあうのは、知っていたような気がするけど、
南瓜(かぼちゃ)も なかなかカレーに合う。

同じように、
うつわも、使ってみてはじめてわかることがある。

白洲正子さんは、言っていたそうである。
『うつわは、何十年も使ってみないとわからない』って。
私もそう思う。
少なくても使ってみなくては、そのうつわの良さがわかりにくいことがある。
写真の皿は、光藤佐さんのうつわだ。
多くの方に是非使っていただきたいうつわだ。

クリックすると拡大画面が出ます。

*************************************************2004年6月13日********************************************

勉強机って

 うちには、小さな家の割りには、おおきなダイニングテーブルがあるので、
食事は言うまでもなく、お勉強や習字に裁縫、アイロンがけや事務仕事まで、
なんでもこのテーブル。
そのおかげで、特に子供はほとんど自分の勉強机なん使わない。

使わないから、きれいかと思うと、かなりちらかしてる。
そいで、たまにきれいになってるかと思うと、下の写真みたいに
フォトフレーム代わりになってる。

ジャイアンツの切り抜きばかり。
これは息子の机と思われるだろうが、なんと娘の机。 う〜ん うなるしかない。

で、
本日をもってジャイアンツ貯金7!!
ぐぁんばれジャイアンツ!史上最強打線で何が悪い!!
勉強机がフォトフレームで、何が悪い!?
ぐぁんばれ我が娘!

*************************************************2004年6月12日********************************************

世界ふしぎ発見で あざみの歌

ウズベキスタンで長年研究、発掘を続けている日本人考古学者が紹介されていた。
加藤九祚先生。とても82歳には見えない元気なおじいちゃん。
みじかい紹介だったが、人柄にとても感銘をうけた。

http://www.tbs.co.jp/f-hakken/mystery874_2.html
その番組のなかで、加藤先生が大きな声で歌っていたのが『あざみの歌』
シベリア抑留の経験など苦労なめた先生だからだろうか ひとしを心に染みた。

山には山の 愁いあり

海には海の かなしみや

ましてこころの 花園に

咲きしあざみの 花ならば
http://www5f.biglobe.ne.jp/~futakoz/versoj/v-folksong/azaminouta.htm

遠い異国の地にて、骨をも埋めようとしてる老人の心の中に
ぼんやり日本で生きている者が失った、真の日本の心を見たような気がしました。

 話は変わりますが、今日はある大きな集会に出席した帰りに、
あれは一ツ橋付近か、不思議な物体を発見しました。
日本の野球発祥の地のモニュメントだそうです。
ビルの谷間にあって、とても異様な感じがしました。
たしかに野球のモニュメントに違いなく、とてもよくできているのですが
やっぱり違和感を感じちゃうのです。ボールが地球のようにデザインされていて、
地球を握りしめているようになっているのです。
どうみても、これは日本の感性でないのです。
上の『あざみの歌』のような情緒や翳りがありません。
とてもよくできているだけに、残念です。あんまりアメリカっぽいデザインなのです。

ついでだから言っとくけど、
、焼き物の産地とか行くと、巨大な焼き物のモニュメントみたいのがあるけど、
あれも実際いかがなものかと思うのです。奥ゆかしさがないのよね あんまり。

というわけで、『あざみの歌』は うつわのみせDENのテーマ曲となりました。

*************************************************2004年6月10日********************************************
黒田陶苑での望月明日太さんの個展

見に行かせてもらいました。
価格も驚きましたが、望月さんの力の入れようにも驚きました。
買い物することに、すなおにワクワクしました。

  
クリックすると拡大画面が出ます。


*************************************************2004年6月7日********************************************
器用に、アーリオ オーリオが食べたい

昨夜のパスタには、ガーリックオイルのベースに
イカとエビと松の実を入れてしまった。
たまには、本当にシンプルなペペロンチーノが食べたいものだ。
食材を妻に任すから、こういうことになるのだ。
来週の日曜日のパスタは、きっとシンプルなペペロンチーノを作るぞ!

でも、季節柄、ソラマメなんか調理台に置いてあると、きっと入れてしまうんだよな。
シンプルって以外に難しい。

以前どっかのコマーシャルコピーで、健さんが
『不器用だから・・・シンプルライフ』って言ってたけど、
ほんとに不器用じゃ、シンプルにならないよな。

どうも『器用』って言葉が、マイナスイメージで言われることが多いようだけど、
うつわのみせにしちゃ、そりゃ心外です。
器用っていうのは、狡猾さを意味するよりも、
うつわみたいに、ふところの大きいって意味で使いたい。

今夜はシンプルな
和食でした。

クリックすると拡大画面が出ます。
いろんな花火があったけど、シンプルなしだれ柳みたいんが好き。
クリックすると拡大画面が出ます。


*************************************************
2004年6月6日********************************************
雨なのに多摩川クリーン作戦

 朝から雨なのに、多摩川のクリーン作戦は決行だった。
びしょびしょで、多摩川の川原をみんな(総勢うん千人)で、ゴミ拾いです。
はっきり言って、疲れました。で、その後、少年野球の大会の開会式です。
自分自身にとりあえず言いましたよ。お疲れさまって。

 話は変わりますが、先日 DENの取引先であり、お友達の大宇宙屋さんのイベントで、作ってもらったオリジナルのお皿。絵付け担当の菊さんが、その場でサラサラって描いてくいれたもんです。野球やってる子供たちの、同じユニホームを着てるコーギーが野球しているところ。超わがまま注文ですが、焼き上がりを最近見て、びっくり。大感激です。ありがとうございます。


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*************************************************2004年6月5日********************************************
幸福って

今日、建築の仕事である新築の家にお邪魔した。
このご主人が実に神経質な人で、工事に関してあれやこれやとクレームをつけているのを、傍らで聞いていた。
それをずっと聞いてる間に、おれって幸福かもって思ってきた。
なぜなら、私は大雑把だから。
もし神経質だったら、このご主人みたいに、いろんな事に不満を持ってしまうかも。
なにより感謝する気持ちを失ってしまいそう。

こんな素敵なうつわで、お茶を飲めるなんてなんて素敵!
あ〜ここシミみたいのついてるけど、逆に味だよな〜陶芸家に感謝感謝!!

 が、
セッカクいいうつわなのに、ここに、こんなシミがあるのが嫌い〜。
サイテー!どこの陶芸家がつくったんか!むかつく〜

みたいになっちゃう?

大雑把に育ててくれた、今は亡き両親にあらためて感謝!!
今日の教訓:幸福の秘訣は大雑把 いわば だいたい
で、
おおざっぱに、バナー作ってみました。どう?
アッとDENの下端ちょっと欠けてるみたい。けど まぁいいかっ!

*************************************************2004年6月3日********************************************
屋形船で、どどいつ 花火も
昨夜は、横浜開港記念祭とかで、
横浜港に花火があがった。

それで、私と妻と兄と兄嫁は、お得意さんの主催の、屋形船の人となりました。

初めての体験でしたが、
かなり堪能できました。

お姐さんや、タイコもちさんから、繰り出される小粋などどいつに、ほどよい揺れとあいまって、気分のよい宵でした。

お遊びで、お姐さんの上にもしっかり、乗らせてもらいました。
ほんとうは腰でも使わなくちゃいけないのでしょうが、できませんでした。根がまじめなのでしょうか。タイコもちの師匠に、しっかり上からも乗られてしまいました。

で、それから花火。
けっこうたくさんあがって、
船からの眺めは最高でした。

また機会があれば
行ってみたいものです。
こんだ〜腰使ってみます〜





クリックするとドンとでる!

*************************************************2004年6月1日********************************************
茶碗の行く道
 今日から、リニューアルネットショップが、オープンした。
会員登録の申し込みも多く、店長(denden)はてんてこまいしていたようだ。
ネットの環境も変われば、世の中もどんどんかわっていくように思える。
しかし、意外に変わっていないのが、人の既成概念だと思う。
茶碗は、茶道でのお道具
この思い込みは、思いのほか堅固である。
もともと、見立てに重きをおく茶道であるが、その茶碗を逆にほかの用途に
使うのに、ばかに慎重になるようだ。

 6月5日からの、黒田陶苑での個展をひかえてる望月明日太さんに期待。
多くの茶碗を出展するのだが、飯碗やどんぶりなどへの使用を奨めるような“売り方”をするようだ。当然価格も抑えた売り方をするのだろう。このような方向性は大変すばらしいことに思う。しかも、それが天下の黒田陶苑だから尚更だ。陶芸も、一筋縄ではいかなくなりつつある証か。が、これが当然といえば当然の成り行き。陶芸は時代のライフスタイルに対応するべきだと思うからである。茶陶や花器だけが、時代を超越して評価されるのは、いかがなものか。
 そんなわけで、この個展にはたいへん期待したい。


銀座黒田陶苑にて6月5日から11日
望月明日太ーROCKの茶碗ー
クリックすると拡大画面が出ます
金属製の箱が、挑戦的!!

*************************************************2004年5月29日********************************************
ぐりぐり文
先日、出光美術館にいって、古唐津の名品をたくさんみてきた。
いつもそうなのだが、好きなのもあれば、ぜんぜんピンとこないものもあった。
私が美術館に展示してある作品にどのように対峙するかと言えば、こうである。
 自分がほしくなるものを探すのだ。お金の問題じゃなく、自分の家に持って帰りたいものをとことん探す。逆に言えば、いかに名品であろうと、持ち帰りたくないものは、じっくり見ない。いや、気持ちが向かないから、じっくり見れないのだ。

さて、話はかわるが、
今回展示の古唐津の名品のなかに、“ぐりぐり文”と呼ばれるものがある。
この命名がいかにも古唐津の素朴さをしめしていて、大好き。
最近はいかにも名品っぽい命名を付ける陶芸家もいるが、この“ぐりぐり”の呼称には脱帽だ。
いまでこそ、陶芸は高尚なものだが、この頃はもっともっと土着的なエネルギーに満ちていたんだと思う。その肩の力の抜けた呼称がすごくいい、ぐりぐり。
そういや赤ちゃんがはじめて紙とペンを持ったとき、かならず描くようなぁ、ぐりぐり。

*************************************************2004年5月26日********************************************
赤いイージーパンツ
安い靴を買おうと思って、ドンキホーテに入って見てたら、
赤いイージーパンツが980円と安かったので買ってみた。
車に帰ると、それがはきたくなったので、車の陰でパンツを履き替えた。
すると、けっこう楽チンで、気分も良くなった。
足元の水溜りのあめんぼうも、垂直に跳ねていたのには驚き。
空も笑ってるように見えたので、コンビニに行ってサンドイッチを買って、
軽トラックの荷台に座って、空を見ながら食べた。ああ快適

さて、
普段、赤いシャツを着れない貴殿。
赤いパンツはおすすめです。
気分転換になりますよ。

それと、
磁器なんてって思ってる、土のも好きの貴殿も。
たまには、磁器もいいですよ。今日みたいにお天気のいい日はなおさら。
いま、DENには磁器がいっぱい。松本良夫さんや勝田友康さんの
端正で、温かい磁器は、“土もの”の心をもった“石もの”です。是非

*************************************************2004年5月24日********************************************
中国の夢
昨日、テレビでバレーボールを観た。
中国対日本だ。一進一退でとてもすばらしい試合だった。
ファイナルセットまでもつれこみ、最後に勝ったのは中国だった。
日本が勝てなくて残念ではあったが、あの圧倒的な日本への応援の中で、
接戦をものにした中国の勢いを感じた。

私は東京オリンピックの2年目前に生を得たものであるが、
今思えば、オリンピック景気の中で育ったと感じる。
復興のたしかな証と、たえまない発展の夢。
そのなかで、育ったのは幸運だったかもしれない。
少なくとも今より夢があったし、元気もあった。

今年のオリンピックは発祥の地アテネで、きっと大変なことになりそうだが、
2008年は、北京でオリンピックが決定している。。
中国は今まさに日本の東京オリンピック前の好景気を迎えている。
金属や燃料の消費などから見て、
中国があまりにも元気。そら恐ろしい気もするが、ワクワクする気もする。
なぜなら、アジアの時代を感じるからだ。

中東と欧米は今、大きな問題を抱えすぎている。
アジアに問題はないわけでなはいが、それ以上に今アジアは元気を取り戻そうとしている。
眠れる獅子が、阿片戦争以来の眠りから醒めようとしている。
日本は何をすべきか。
戦後アメリカが日本にしたこと以上の誠心誠意の貢献をすべきだろう。
あんまり政治的なカケヒキを考えず、アジアの夢を共に見る友として。
 映画“少林サッカー”を生むような今の中国に喝采。大いなるエールを送る。
その前に、何はともあれ日朝正常化を!
世界平和の前に少なくともアジアはひとつ!


*************************************************2004年5月22日********************************************
くらげって くらげって・・・

昨日の4枚の写真で、やっぱりなんといっても訪問者の反応がイイのは“くらげ”
水族館でも一番人気だったように思う。
くらげの何が 人の心を捉えるのだろう。

思えば、くらげは、うつわに似ている。
自らのからだで海水を包みこもうとするのか。
あるいは、海水に溶け込もうとしているのか。
うつわの中にあるものが、その体内なのか、その体外なのか?
大宇宙もこんな形状で、ふわふわ浮いてるのかもしれないと思わせる。
そのくらげ宇宙が浮いてる海は、くらげ宇宙の内部なのか?それとも外部なのか?
くらげが進む方向が時間軸か?それとも時間の海に浮いてるのか?


  降るくらげの中に立ちたる大宇宙の またその中に くらげ 降る 降る

クリックすると大画面出ます。是非大画面で!

*************************************************2004年5月21日********************************************
母の命日は台風一過だった

今日 夕方になって、兄から聞いて母の命日だと知った。
働き者の母だったが、晩年はパーキンソン病に苦しんだ。
ようやく楽になったころに、発病したから、あまり楽しくない人生だったろう。
それでも死ぬ直前まで、私たち兄弟のことを心配していた。優しい母だった。

 というわけで、母の命日はさておき、
今日は私のお誕生日5月15日、16日関係の写真4枚。
クリックすると大画面出ます。是非大画面で!
先日銀座で個展がありました週末陶芸でおなじみの林寧彦さんの皿です。お誕生日の記念に無理して買ってしまいました。 5/16雨で子供の野球が中止。新江ノ島水族館に行ってきました。クラゲのコーナーはおすすめ。癒されます。 同じく新江ノ島水族館。熱帯のコーナーの色はすごいぜ。空いてる平日に来館するのがおすすめかも。 我が家ではおなじみ オーボンビュータンのバースデーケーキ。我が家ではでんチャンは、わーちゃんって呼ばれてる。

*************************************************2004年5月9日********************************************
母の日にソラマメを思う

 妻は、母でなく、子供たちの母なのだが、私の実の母は、既に無く、昔からあまえんぼうだったので、妻にはなにかと母のようにあまえてしまうことが多い。
今日も母の日だから、ケーキ買ってきて なんてお願いしてしまった。





先日の京都旅行でのウインドウショッピング。
ソラマメかエンドウマメか?
沿道のウインドウだったから、エンドウマメやろ?
夕食は
日曜の夜恒例の
父のスパゲッティ。

今夜のスパは、
蟹とソラマメのスパだ。

わぁ^*/〜い蟹だ〜って思ったが、この蟹がひどかった。
ぱさぱさしとった。
安いだけに身も小さく、香りも乏しかった。
下味に入れたニンニクの香りの方がずっと強くて、蟹が入ってるって思うのは、わずかに残る食感だけ。
それにかわってソラマメの方はずっと自己主張していた。香りも味もソラマメ。あのふかふかの鞘のなかに入ってるからか、煮ても焼いても、強い我(ガ)がそのまんま。
母の愛情は、ときに過保護に見えるが、その過保護も、のちのち子供のためになるんかなぁ
なんて思ったりもした。

おそるべしはソラマメよろしく子供の我(ガ) それに劣らぬ母の愛
子の個性は、母の鞘の中で育つのか

*************************************************2004年5月5日********************************************
子供の日

かろうじて子供の日は、妻の里(成田)に帰れた。
昨日の夕方までは、ずっと子供の少年野球に漬かっていた。
休日に我が家が、野球に関係していない日はとても珍しい。

長島茂雄は、けっして敵の少ない人でなかったように思う。けれど決して敵に汚い言葉を発しなかった人だと思う。だからこそ、多くの子供たちの夢であり続けた。
ここのところの清原のベンチでの姿を見ると、長島以来の子供たちの夢であり得る。腐ることなく、ベンチで元気に応援し、出番を待つ姿は、長島と違うタイプの新しい夢だ。

この子供の日に、延長10回に、スリーランを打った清原に拍手だ。明日の朝、紗帆の夢が、子供らしい真の夢であることを願いたい。ついでに、長島さんの全快とジャイアンツ優勝!
おじいちゃんとおばあちゃんと
楽しい日を過ごせて、子供も
私たちもたいへん満足。

けれど、昨日から天候はj時代を象徴するかのような春の嵐。
しかも、テレビから流れるイラク人虐待事件などは、子供たちの未来に影を落とすようだ。

今日、
紗帆(長女13歳)は、いつも同じ夢を見ると言っていた。

野球のチームメイトやクラスの友達がみんなそろって、仲良く遊んでいるのだが、なぜか戦争ごっこになる。するとサダムフセインが出てきて、みんな帰れなくなってしまうんだ と言うのだ。

子供の夢が、もっと明るいものになることを願わずにいられない。



*************************************************2004年4月29日********************************************
なんでもありが好き

 私は、仏教が好きだが、キリスト教が好きでも、イスラム教が好きでもいいと思う。
私は土ものが好きだが、磁器が好きでもいいと思う。
クラフト系が好きでも、伝統系が好きでもかまわないと思う。
都内のギャラリーは、あまり民芸系のものを置かないように思うが、それもそれでいいと思う。
DENは、クラフト系も伝統系も、民芸調も、置いてある。
民芸調のものを置かないのは自由だが、その分野を否定しちゃいけないよな。
なんて思う。

クリックすると拡大画面でみれます。見ないか?
なんでもありと言えば、天皇誕生日がなんで緑の日なんだろう。すると天皇が崩御する度に休日が増えるんか?この日本的ないい加減差は嫌いじゃないが年金は納めようよ。

宗教だって、そのようなものでいいと思うのだが、それはやっぱり多神教的発想なのだろうか。

私の、わたし的神棚(水屋箪笥の上)には、いま長嶋茂雄の若き日の写真が祭ってある。そのほかにも、いろいろ置いてあるが、みんな仲良くやっている。

ちなみに奥の徳利は、岐阜の陶芸家田村浜男さんのもの。たいへんお気に入りで、今お店にだそうか否か考え中だ。毎日撫でて、育ててるわけだ。

手前のは、楽焼イベントでつくった黒楽に漆を塗って、金をなすってみた。言うならば、なんでもありだ。

*************************************************2004年4月25日********************************************
陶の風鈴は心の響きを伝える?

鉄の風鈴は、チリンチリン(地林地林)と鳴るが、
陶の風鈴は、こころんこころん(心雲心運)と鳴るような気がする。


今回の16人の女性作家によるカワイイ展に出展している森桃子さんの作品。帯の部分も手作りの布で素敵。
五大に響きあり
と言ったのは、空海。
とても大好きな言葉だ。

五大とは、地水火風空 の変幻する万物の性質を示すものであるが、文字通りの詩的なとらえ方をしても、イマジネーションを刺激する言葉だ。

空が響くと、風が響き、火が響く。
火が響くと、水が響き、大地が響く。

そんな響きのシンボルのように、
陶の風鈴は響く。

土は、水を含んで形を変え、
大きな火の響きで性質を変えて陶が生まれる。
その陶の風鈴が、風を響かせ、
ついては空を響かせるのだ。

我聞きたり 陶の風鈴に 五大の響き


**************************2004年4月23日*********************
食後にはじめて、うつわに気づくことがある。
我が家の夕食は、いつもうつわだけは豪勢な感じ。
くいしんぼうなのだろう、食べ始めは落ち着いてうつわを見れないことがある。
食べ終わったあとは、実にゆっくりながめられる。

うつわは、盛ってなんぼであるが、“ごちそうさま”して、なんぼでもある。




クリックすると拡大画面が出ます

“いただきます”は、料理に向かって手を合わせ、
“ごちそうさま”は、うつわに向かって手を合わせる。

“いただきます”も もちろん大事であるが、
“ごちそうさま”は、もっと大事だと思う。

ちなみに、うつわは自分で洗うと
なおのこと発見があり楽しい。

変化しやすいうつわのトレーラーのような気分。
スポーツマンのトレーラーのように、
うつわの健康状態をチェックして、選手の好プレーを
自分の喜びにするのだ。

**************************2004年4月21日*********************
コストパフォーマンスの対極にある価値
16人のかわいい女性作家による・・・否
16人の女性作家によるかわいい展は、半ばを過ぎましたが、なかなか好評のようです。
ありがとうございます。






クリックすると拡大画面が出ます
さて、
左は出展作家のなかでもベテランの
長谷川美知子さんの作品です。
色とりどりの皿を出展してくださいました。

もちろんコストパフォーマンスもたいへん良いのですが、これらが特に価値を持っていると思うのは、一点一点の差別化があり、しかもバリエーションの種分けがきっちりできてることです。

つまり、同じ種類の皿は、それぞれに違う表情を持っているにもかかわらず、統一感がしっかりあるんです。それは小皿と大皿とを組み合わせても同じで、統一感と、個別の個性をそれぞれ楽しめます。
 この効果は、おしなべて作家ものの品に現れてくるものですが、この小皿と大皿のバリエーションは、とてもわかりやすい形で、ほんとの手作りがもたらすパフォーマンスを見せ付けてくれている

 って思うんです。

**************************2004年4月17日*********************
初心 そしてその情熱の持続
今回準備からお世話になった出展者の内田可織さんが、今日もお手伝いくださった。
彼女は、南青山というむずかしい場所で、陶芸教室をはじめて約一年で、
立派に成功している。これからは、じっくり自作にも励んでもらいたいと思う。





内田さんの陶芸教室はこちら









手に持っているポットは
今回の彼女の出展作でもいちおし。
バランスもいいし、個性的で使いやすい。

ポットって、なぜかクラフト系の作家が
特に憧れるアイテム。
個性的なものはありがちだが、
個性的なものだけに終わっているものが多い。
憧れが憧れで終わってしまうのだ。

ちなみに今日テレビで、
少林サッカーなる映画を見た。
B級映画の傑作である。
ほんとにすごいと思った。
稚拙なものをいっぱい抱えながらも、
製作者の情熱が、強引にも非凡なものにしている。

初心がなすエネルギーが
この映画を傑作にまで昇華させているのだ。

映画と陶芸はぜんぜん違うものではあるが、
同じようなエネルギーを感じる。
陶芸家が、最初に土に触れたときの喜びに似て
少林サッカーの製作者たちには、
子供のころに心奪われたブルースリーや
ジャッキーチェン映画への憧れに満ちてる。
完成にまで、ぶっちぎる情熱の持続。
それが大事。土の芸術もまた・・・


**************************2004年4月16日*********************
復活を祝う シンボルは卵
こないだの日曜日が、イースターだったようだ。
子供が習ってる英語の先生が、授業の一環で
みんなでイースターの卵をつくったそうだ。
食紅に浸して、色づけデザインする。
カラフルさが,いかにも欧米的。
子供たちは、喜んでやっていたそうだが、
イラクの人質事件のこともあり、やや複雑な心境もした。
そういえば、マホメットも復活したのだろうか?
おもえばキリスト教とイスラム教は酷似してるでしょ
似通った宗教ほど犬猿になるのが悲しい。

しかし、卵は人類共通の食材でしょう。
ウイルスの災難にあってる鳥たちではあるが、
その卵ほど人類に貢献している食材も少ない。



クリックすると復活します?

性行為なくしても生まれ出て、
豊富な栄養を提供する卵。
それは、食ったものの肉として
確実に復活する。
自己犠牲とは、そんな風に
他者になって
生きることなのだろう。
キリストの死も、
マホメットの死も、
そういうことであるはずなのに・・・

 積極的に負けよう
  さもなくば死を!

**************************2004年4月8日*********************
大福こわい?ツラ見りゃわかるよ
私は大福もちが好き。
こないだ行った京都で、ウインドウに飾ってあった大福は、
かなりすばらしいものがあった。



特別!クリックすると拡大画面で見れます。
見ないか?見てよ!

河井寛次郎風の辰砂の五角形の皿。
そういえば、河井寛次郎記念館へは、
このウインドウから徒歩15分くらい?
のところなのに、とうとう行けなかった。

非常に残念だ。

京都の店のウインドウは、とっても
楽しめます。けっこう本物hがあるね。
私の座右の銘のひとつに

 蕎麦は
 ツラ見りゃ
  わかる!

ってのが、あるんですが
(そんなん座右の銘でいいのか!)

うまい蕎麦は、
見た目でうまいって
わかるってこと。
正直もんなんですよ蕎麦は。

これ 誰が言った言葉だか
小林秀雄だっけか?
けだし名言です。

大福もツラ見りゃわかりますね。
そのうまい蕎麦とうまい大福の
共通点は、焼き物の素材感にも
似たものじゃない?
それは
表面のけしきが、
その深遠な内部を彷彿させる

なんて表現しても
言い過ぎではない。

ちなみに焼き物は、
ケツ見るといっそうわかります。
蕎麦に比べると
陰日なたあるのが焼き物。


**************************2004年4月7日*********************
旅のはじまり
 
長女が、中学の入学式を終えて、新学期がスタートした。
ひとつ親離れして、さいしょの旅をはじめる時期だ。
長男は、少年野球の投手として先日、痛い負けをした。
彼もまた、自分探しの旅をはじめなければいけない。


3月29日旅の初日の朝 賀茂川にて


西行の有名な歌
こころなき身にもあはれはしられけり
鴫立澤の秋の夕暮

の鴫とはこんなんだろうか。
いづれにせよ
春の古都も、詩情をかきたてるものがある。
して、
私はといえば、
いつも考えが先行し、
行動が伴わない。

旅を夢想するが、
なかなか旅へと
足が向かない。

人生は重い荷を
背負ってゆく如し
と言ったのは誰だっただろうか。

急いではダメだが、
怠けてたら
いっこうに前進しない。

しかし、自分に鞭うっても、
動かない年齢になってきた。
むしろ、
自分の体を撫でながら、
揉みながら、ごまかしながら
一歩一歩踏み出すしかない。

明るいうちに、少しでも
進まなければ・・・



ということで、
心機一転の歌

 
こころなき 身にも

 朝日は差しいずる
 
 鴫立つ川の春のすず風


**************************2004年4月3日*********************
陶芸家と出会う旅-道を行く人は正しく共生する
 ひさびさに、家族で旅行をしました。
(3月29am2:00プラドにて自宅出発-3月31日pm11:00帰宅)
それに合わせて、陶芸家とお会いして、
今後の仕事上のお付き合いのお話をしてきました。
けっこう体力的にハードな旅行でしたが、楽しい旅でした。


村田 森さんカップル

村田紀之さんカップル+赤ちゃん

田村浜男さんカップル+愛犬
詳細や感想ついては、
以前もそうであったように
後日
『良寛と遊ぶ』というページに掲載したいと思います。


今回の旅の印象は、

ひとことで言えば、

『共生』です。

ともに生きることです。

私たち家族も、

陶芸家も

みんなひとりで生きていない。


自然とともに、

家族と、

友と、

地域と


風土と


いろんなものが、
からみあって生きている
ってこと。
からみあってはいるものの、
そのつながりは、
とてもシンプル。

そんなことを
とても感じました。

とりあえずメインでお会いした
三人の陶芸家と
そのパートナーの写真を
掲載します。

『良寛と遊ぶ』をお楽しみに!


**************************2004年3月26*********************
臨時休業
定休日に続けて3月30(火)、31(水)お休みします。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします。
京都、越前方面へ、注目の陶芸家に家族で会いにいきます。






田村浜男さんの作品
クリックすると拡大画面が開きます。
とても楽しみです。

今回のキーワードは
村と田です。


お会いする予定の
陶芸家の苗字のはなしなんです。

村田 森さん
村田 紀之さん
田村 浜男さん

この妙なキーワードが
何を結果的に意味しているのか
わかりません。
たぶん旅の終わりには
わかるような気がします。

この旅のことは、のちにこの
サイトにアップします。
お楽しみに!

**************************2004年3月25日*************************
かわいいもん
4月13日から28日まで、16人の女性作家によるカワイイ展をやります。
プレヴューページをつくりましたので、ご覧ください。

私のいま一番かわいいものと言えば、
じゃーじゃー漏れの湯のみである。
先日の楽焼イベントで、作らせてもらったものだ。



クリックすると拡大画面が開きます。

じゃーじゃー漏れなのだが、
なんとか一人前の
うつわにしてやるため、
何度か漆を塗りたくった。
昨日また水を入れたら、
やっぱり漏った。

だが、もう少しである。
あきらめずあと何度か漆を
塗ってあげるつもりだ。
右は、幸運にも漏れを回避した
同じ日生まれのぐい呑みだが、
なぜか私は湯のみの方が
かわいい。
駄目な子ほど かわいいというのは,ほんとうらしい。うつわ以外にも、二人駄目な子を持っているが、同じく漆をぬってくのが楽しみである。

いつか漏れないようになったら、うまい酒を注いでみたい。


**************************2004年3月24日*************************
大黒様は、ちんぼこなり
麻布の高級和食割烹(先日談)のおもてに
益子の陶芸家 肥沼美智雄の大黒様をすえてきた。
もともと別のオブジェがあったのだが、事情があって
この大黒様に変えた。

看板や宣伝のないこのお店
はじめてのお客様は、この大黒様を目印にして、このお店を発見するのだ。






なんとも愉快な造形で、大好きな焼き物であったが、大東京のどまんなかで、人目にふれるのも、大黒様にとっては、本望なのではないだろうか。

もともと大黒様はインドの神様で、
コワイくて強い破壊神シヴァの別名、
マハーカーラから来ています。

文字通り 大きくて黒いものを意味します。
黒くて大きいモノと言えば そう!
男根(男性器)を象徴するものなんです。

今でもインドでは、男性器を祭っていたりするそうです。
おもしろいのが、大黒様のかぶってる頭巾なのですが、これはどうも後ろから見た形状が男性器の亀頭に似ているためにかぶせられたものみたいです。

ということになると、下のふたつの米俵は、おそらくは金玉袋!に由来するものと考えられます。

担いだ大きな袋は、女性器(子宮)を象徴し、
小槌は、といえばまさにセックスの行為そのものを
象徴しているのでしょう。

というわけで、
大黒様は、もともと、とっても大胆でブラックな源から
生まれているのですが、今日、日本では、白日のもとに晒されて、商売繁盛をおねだりしたりするものとなり広く愛されております。
まさに日本的な現象と言えるでしょう。

ついでではありますが、
少し前に、“前方後円墳の秘密”っていう
荒唐無稽な論文を発表しました。

こんな大黒様の由来を聞くと
なおさら信憑性を帯びるのではないかと・・・

ないっ!てか ゴメン

**************************2004年3月22日*************************
詩吟とは志を声にすること

20日、彼岸のお中日。
私が所属する修神吟道会の春期発表会だった。
私たちの教場(川崎修神吟道会)は、「雪梅」という吟を三人で合吟した。
あまりピンとこない吟ではあったが、練習するうちに、この吟の志に気づく。




反戦デモの行列

最初 この詩を傲慢な詩だと思った。
つまり
梅があれば、雪もなければ風流でない
風流でないから気持ちも腐ってしまう。

って意味で理解したのだ。

そういう消極的な詩ではないのだ。

ここで使われてるという言葉は、
人間の美を希求する志を言っているのだ。

つまり、
人間の志こそが、自然を創造し
美しくつくりあげる

ってことを語っている。

つよい志があれば、天は雪をも降らせ、
梅も咲かせる という摂理。

私は、発表会会場を抜け出して、
たまたま近くだった菩提寺を訪ねた。
酒と花を墓に供え、亡き父母や
祖父母に手をあわせた。

雨が冷たく、はく息が白く
反戦デモのシュプレヒコールが聞こえた。

 

氷雨なり 手をあわせれば生気満つ
  彼岸の墓と 我ここに濡れん


**************************2004年3月19日*************************
育てるから、育つものもある

長女 紗帆が小学校の卒業式だった。
私は卒様式には出席しなかったが、感慨深いものは確かにある。
親の仕事は、もう半分終わったような気がしてる。






楽焼イベントで作った茶碗
クリックすると拡大画像が出ます。
がらっぱちの男勝りの長女であるが、
さすがに今日はスカートをはいてた。
めったに見ないスカート姿で、
みんなにおどろかれてたみたい。

そりゃそうだ。
親の私でさえ、スカート姿は一年に二度も見ない。

子供にしつけは大切だと思うが、
やっぱり一番は
長所をめでることなのだろう。

まあ その結果がこの男勝りの
このがらっぱちなのだが、
その個性はたしかに類稀だ。

陶芸家もまたしかりで、
光るところをほめ尽くせば、
そこがいっそう光る。

また
うつわもしかり。
へんてこなうつわも、
無理にでも良いところを見つけて
日々愛でると、光ってくる。

桜もまた 愛でるからこそ
美しく咲く。

酒もまた
愛でるからこそ うまくなる。

ああ、花見の季節となり候

**************************2004年3月14日*************************
楽焼は楽しいから、楽焼きという
野田耕一先生の尽力により、
DENにて楽焼作りのイベントができた。
内容にについては、ページを作ったが、
とりあえずって感じの未完成ページ。
雰囲気はわかるかなって思います。

ずうずうしくも、わたしも
成型、釉掛け、焼成とやらせてもらって
たいへん楽しませてもらいました。

←魔除けの“お楽さま”も焼けました。
なんだこりゃって みんなに言われましたが
めげてません。

**************************2004年3月12日**************************

宿命大殺界!

ここんとこ、調子が悪いと思ったら、
大殺界だった。
12ヶ月に3ヶ月訪れる大殺界の最後の一ヶ月で、
そのうち12日に3日の運気の悪い時期だったのだ。
そのもっと根底の運気の流れに、宿命大殺界ってのもあるらしい。

3ヶ月前から、
細木数子の毎日の占いをケイタイで受信してる。
ちょっと一息したときの、頭の切り替えにイイなんて、
軽く考えて加入したのだが、これが、なかなかバカにならない。

なんとなく当たってる気がしてる。
ちょっと気になりはじめたので、
本屋に寄った隙に、左の本を買ってみた。

その本によると、
人生を120年とみて、その人生の20年間は運気が著しく悪いそうです。それを宿命大殺界と呼ぶそうなんですが、その20年を割り出すために、この本に真剣に面と向かって4時間は読みました。
多忙な私には、大変なロスです。

それで出た答えが87歳から106歳でした。
それってもしかして、
生きてないじゃん
って思ってから、納得した。
やっぱり今日は大殺界だ〜
おれの貴重な4時間かえせ〜

**************************2004年3月6日**************************
足を踏み入れたことながない
とこ
昨日は麻布十番に、陶芸家の個展に行ってきたのだが、
そのすぐ近くの六本木ヒルズにはいまだかつて足を踏み入れたことがない。

蟻川誠さんの個展に行ってきました。
貫入の白いうつわが、素敵。料理を盛りたくなるうつわです。クリックすると拡大画面が開きます。

目の前は、いつも通過するのであるが、
つい足が遠のいてしまう場所がある。

六本木ヒルズどころか、恵比寿ガーデンプレイスも足を踏み入れたことがない。

新開発以後の
赤レンガ倉庫にも行ったことがない。

昔はどちらも、よく遊びに行ったものであるが、新しくなった途端に、足が遠のく。

興味はあるんだが、どうも・・・

幼なじみの女の子が、
ちょっと会わないまに、
俄然垢抜けた女になっちまって、
話しかけれなくなっちゃった! 
 みたいな感じ。

その点 陶は新しいものも、懐かしい。

バブルじゃあるまいし
街をそんなにキラビヤカに飾って
どうするんだろう。

見えるものも
見えなくなっちゃうじゃんか!!

**************************2004年3月3日**************************
出た!たった一晩の雛人形
織姫と彦星は、一年でった一晩しか会えない。
それは七夕の話であるが。
BUT、
今晩は桃の節句。
雛祭りの当日、PM9時にして、
ようやく うちの雛人形は、ダンボールの箱から出されたのでした。(じゃじゃ〜ん)



一晩だけしか
飾らない家は、珍しいでしょ。

私も
一晩飾りは初体験です。

まぁ、
出すのも遅ければ、
片付けるも、遅いのかも。

それに
娘は、どうせじゃじゃ馬だし
勢いで嫁ぐのタイプだろうし
うるう年だし(無関係!)
七夕までまだまだだし(無関係!)


左は、
静岡の陶芸家 清水知子さんの
陶の雛人形

やさしい顔が
幼いころの
無垢な気持ちを
呼び起こしてくれる

桃の字の浮かぶ
ハマグリ形の皿は
一晩と言わず
一年とおして使えそう!
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**************************2004年2月29日**************************
秘すれば花 けど
うつわは盛られてなんぼ!
昨夜は、妻(店長)といっしょに、麻布の料理店のオープンのレセプションに行ってきました。とても、高級なお店。びっくりするほどセンスいい店舗のつくりと、お料理のおいしさに大満足。




 


画像をクリックすると、拡大画面が開きます。
素敵な料理が盛られたDENのうつわたち。しあわせそうであります。

が、このお店、看板がないお店。
知らない人はぜったいこのお店の中には、入れません。
会員制ではないのですが、看板も置かない。宣伝もまったくしない方針。
雰囲気の良い店内と、味とサービスだけで、集客していくそうです。
そう、これは世阿弥の『秘すれば花』の精神に通じます。
概して、才能に溢れた芸術家は、この手法をとるものですが、
経営にも応用できる秘儀なのでしょう。

また、うつわに関して言えば、
料理が盛られる前のうつわは、
すでに何かしら『秘』するものがあります。
それが、料理を盛った瞬間に花開くような気がします。
それでいて、盛られたうつわは、
料理によって、その一部が隠されているからこそ、花とも言える。
まさに、秘すれば花。

 
 あな、うつわとは奥深いものか
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